
序盤のアクシデントが響く新コンパウンドタイヤへの期待を残してリタイアに
予選──改修路面と新タイヤへの合わせ込みに苦戦 9月20…
2025年9月20日・21日に宮城県のスポーツランドSUGOで行われたSUPER GT Rd.6 SUGO GT300kmRACE。
週末は今までの暑さと湿度が嘘のような天気で、長袖や薄手の上着が活躍した。あれだけ汗だくになりながら暑い暑いと文句を言っていたのにも関わらず、いざ気持ちが良くて過ごしやすい天気になってくると「今シーズンもそろそろ終わりに近づいているのか」と少し寂しい気持ちになるのは私だけではないだろう。
チームとしては先月から怒涛のレース強化月間が続いており、疲労が最高潮に達しているメンバーもいるはずだ。そんな中でも、K-tunes Racingのムードメーカーの方達がしっかりと現場を和ませてくれるおかげで時に楽しく時に真剣に時間は過ぎていった。
駐車場からパドックへと移動する土曜日のマイクロバスの中では窮屈そう?な可愛い様子が私の横で見られた。
「いいですね、かわいいですよ〜」と写真を撮っていたところ「かわいくはないじゃろ」とバリバリの岡山弁で返された。
うーん、かわいい。
ちなみに窮屈そうにしている奥のメカニックさんは、K-tunes Racingで1番の常識人だ。(異論は認める)面倒見がよくて優しく、ボケもツッコミも朝飯前。普段羽目を外しがちなみんなのストッパー役もこなせる超人でもある。
その横にいる手前のメカニックさんは、実は私と同い年。へへ
時間のある時には、よく私のお喋り相手もしてくれる貴重な同級生である。麦飯が好きらしい。
日曜日の朝はポカポカで気持ちのいい天気だったのもあり、駐車場からバスではなくカートに乗ってパドックに移動する時間が最高だった。私はメカニックさん1人とエンジニアさん1人に同乗させてもらったのだが、いつもよりゆったりと時間が流れている感じがした。
菅生ではWinGのオリジナルステッカー(菅生ver.)の配布も行われた。緑のずんだ餅色が鮮やかで、速攻で配り終えてしまった…。手に入れることができたラッキーな方は是非大切にしてほしい。
そして、みなさまには見事にファイナルステージにまで残ったWinGの今年のコスチュームをグランプリにするため『にしたんクリニック レースアンバサダーアワード2025 コスチュームディヴィジョン ファイナルステージ』への投票をお願いしたい。
グランプリ獲得となればチームとしては2018年以来の快挙!先日行われたPR放送をご覧になった方も多いはずなのでご存知だろうが、WinGの4人も気合いたっぷりだ。
ピットウォークはいつものように大盛況。やっぱり新田選手も高木選手も人気だなぁと嬉しく思っていると、「あかりん、これあかりんだよ。こういうの好きでしょ?」と突然お客さんから手渡された差し入れ。
バナナは押すと音が鳴る仕様だった。1人ではあまりにも笑いが堪えきれず、ちょうど後ろで作業をしていたメカニックの方々数人に披露しに行った。
音が出るおもちゃ?が好きなメカニックさんはバナナを押して「おお!こりゃええわ!」とバリバリの岡山弁で大興奮。ゴリラに似ているというメカニックの方にモノマネをさせたりしながら、ひと笑いすることができた。素敵な面白い差し入れをありがとうございます(笑)
私も個人的にシュールなキーホルダーや小さめの謎の置物とかが好きなので、何だかんだ心を射止められてしまった。非常に悔しい。
サーキットで私がこのようなものを頂くのはレアケースなのだが、事件はこれだけでは終わらなかった。
なんとレースアンバサダーのコントローラーをしているまゆさんも別の方に置物をもらっていたのだ!!じゃーん
まゆさんの干支であるひつじの置物だ。向かって左側のひつじさんは指人形になる優れもの。
同じ日に別の方からかわいい動物の置物をもらうという奇跡が重なったわけだ。
この籠と赤い座布団もセットで頂いたらしい。可愛すぎる。失礼を承知で籠の中にみんなを収めてみた。
マネージャーのしほちゃんもこれを見て笑ってくれた。3人でこれを見て並べて確認して、あーでもないこーでもないと語り合ったのは最高の時間だった。
そんなことがあり自然とニコニコ?ニヤニヤしていると影山監督に「なんかニコニコしすぎてて怖いよ。なんだ?」と絡まれてしまった。
「なんか今日は顔色がいいな」と褒められたので「かわいいですか?」とココがチャンスとばかりに聞いてみたが、それはノーコメントらしい。
「顔色がいいのと、可愛いのは別問題!コメントしても俺に得はない」としっかりとした線引きをしてくる監督は流石である。
グリッドウォークでは高木選手の大漁旗がちょうど目の前にあるという嬉しい奇跡が!
大きな声で呼んでくれたのにすぐに気づけなかったダメ人間わたし。
何度でも言うが、この旗が振られているのを見ると、いつも本当に元気になるし感動するしジーンとしてしまう。
高木選手もとてもいい笑顔で嬉しそうな様子だ。
今回のレース前に見られた、こうした穏やかな時間も次戦オートポリスで行われるレースへの良い流れとなることを信じたい。
みんなで味わった牛タンの味、たくさん笑ったくだらない話、密かに企てようとされていた衝撃の計画…。
シーズンが終わりに近づいている中で、これからもK-tunes Racingらしく楽しむところはしっかりと楽しみながらもチーム一丸となって進んでいきたい。